タイトル”墓石選びのポイント”

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墓石に刻む文字 墓石に用いる石の種類 墓石選びのポイント

■墓石選びのポイント
 日本人は石に対する審美眼、注文の多さは世界でも類がないといわれるほど厳しいものがあります。特に石塔に関しては顕著なものがあります。ですから石材店側でも、建墓者に紹介する石にはかなり気を使っており、充分吟味したものを扱っているようです。
昔は加工機械もなく、石の運搬の問題などから、地元の石、加工が容易な石を使っていましたが、現在では仕上がりが美しく、風化に強い御影石が主流になっています。御影石は世界中から輸入されていますが、質的には国産、外国産とも大差はありません。
さて実際にどの石を選ぶかということになりますが、外国からも多くの石が輸入され、国産の石を含めると、石の種類は100種を超えます。しかし、実際に石材店で扱っている石は、過去の実績や自信のもてる石など20〜30種程度といったところです。それら石見本を見ながら決めていくことになりますが、小さな石見本では、お墓が建った時のイメージをつかむことは難しく、専門家以外は不可能です。ですから、実際にお墓として建ったものを、石材店の方に案内してもらい、実物を見たうえで決める方が賢明だといえます。
 石は種類が多いばかりでなく、値段も実にさまざまです。値段の目安としては、石質が均一で、キズやムラのないもの、また石目の細いものが一般的に高いといえます。この他、石の色や産出量、人気の度合といったことも値段に影響します。それらを踏まえた上で、実物を見、値段を考えながら決定していくことになります。
 一般的には、石塔と外柵は異なる石で作りますが、これは経済的な配慮で、石塔は質的にも美観にも優れた石を、外柵は少々目が荒らくても質的に優先ということです。ですから外柵材は種類も限定されている場合が多いようです。
 石の色について吉凶をいう方もありますが、特に気にする必要はありません。  墓石を建てる時の値段については、石種によることは述べましたが、石の使用量の異なる大きさによるのはもちろん、加工法によっても差がでてきます。竿石の上部や台石の上部に雨水が溜らないように傾斜をつけたもの、蓮華台を付けたものなど、要するに手を加えたほど高いものになります。
 またニューデザイン墓や、特にオリジナルな形のお墓の場合は当然高いものになります。
いずれにしても、お墓を建てるということは生涯に一度あるかどうかです。その意味からもどのような墓を建てたいのかについては、ある程度の知識をもつことも必要です。その上で専門家である石材店の意見もよく聞き、納得するまで検討するべきです。お墓であれば何でもいいという考え方は、代々承継されるものだけに、絶対にしないことです。建替となると費用面でも大きな負担になります。後悔のない建墓は、まず慎重に納得いくまで検討するということです。

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