仏壇の安置と飾り方

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○仏壇の安置
 仏壇の安置については諸説がありますが、三つの説がよくいわれています。

  @南面北座説  仏壇を南に向け北を背にした安置の仕方。こうしますと仏壇に直射日光が当らず、南側からの風もよく通って湿気を防ぎ、仏壇の保存の上からも最適の条件となります。このことは人間が生活するうえでも良い条件であり、家の中の最高の場に仏壇を置くことは、仏壇に祀っている本尊、先祖をあがめることとなるという考え方です。このことが逆に北向きが悪いということにもなっているようです。
 A本山中心説  仏壇の前に正座して合掌する時、その延長線上に、信仰する宗派の本山があり、仏壇に合掌することが本山に合掌することになるという考え方です。
 B西方浄土説  仏壇は東向きに安置することが良いというのが、西方浄土説です。仏壇が東に向いていれば、合掌した時、仏教でいう理想の世界である西方浄土を礼拝するということになるからです。

  以上、三つの説がありますが、これらのことは矛盾が生じることになります。要するに向きについては、それほど問題ではなく、南面北座説のように、直射日光が当らず、風通しの良い所ということが大切なようです。
 この他、神棚と仏壇を向かい合せに安置しないということもいわれますが、さほど意味があるとも思えません。
 安置する高さについては、目線の高さに位牌があり、それより少し高い位置に本尊があるのが理想です。少なくとも見下げる位置に安置することはいけません。 


バランスのよい仏間 日当たり

○仏具の飾り方
 仏壇を飾る時、"荘厳する"と言いますが、その基本となるのは、お香、花、灯明です。
 お香で見も心も清浄にして近づかせていただく、花は仏さまに花のような清浄な心で、お徳を讃美し、花の美しさから浄土の風光を仰がさせていただくのです。灯明は、仏の知恵をあらわしている光明で、浄火を燃やすという意味を持ちます。
 また、仏壇にはご本尊、両脇仏をお祀りしますが、宗派によって異なります。
 以下、宗派別に、ご本尊と両脇仏を記します。

■天台宗■
■真言宗■
@ご本尊―釈迦如来像
A両脇仏
 右・天台大師
 左・伝教大師
@ご本尊―大日如来像
A両脇仏
 右・弘法大師
 左・不動明王
■禅 宗■
■曹洞宗■
@ご本尊―釈迦如来像
A両脇仏
 右・達磨大師
 左・道元禅師
@ご本尊―釈迦如来像
A両脇仏
 右・承陽大師
 左・常済大師
■臨済宗■
■日蓮宗■
@ご本尊―釈迦如来像
A両脇仏
 右・文珠菩薩
 左・普賢菩薩
@ご本尊―御曼陀羅・祖師像
A両脇仏
 右・大黒天
 左・鬼子母神
■浄土宗■
@ご本尊―阿弥陀如来像(舟型光背)
A両脇仏
 右・善導大師
 左・法然上人
■浄土真宗本願寺派(お西)■
■真宗大谷派(お東)■
@ご本尊―阿弥陀如来像
A両脇仏―右・親鸞聖人
        左・蓮如上人
E高杯
@ご本尊―阿弥陀如来像
A両脇仏―右・十字名号
        左・九字名号
 こうして、各宗派においてご本尊、両脇仏をお祀りします。  

 その他、一般的な仏具について紹介します。
仏飯器
 日本は農業国であり、お米は日本人の主食であり、生命を維持する大切なものです。この大切なご飯を、報恩感謝の気持で供養するのです。
茶湯器
 入れたばかりのお茶を供える器が茶湯器です。
燈籠
 仏壇の内部を明るくするものです。輪燈といって吊り下げるものもあります。
香炉
 線香、抹香をたく用具です。香は仏への最も大切なもののひとつです。
花瓶
 仏壇に供えるお花を入れます。
燭台
 ローソクを立てる用具、煩悩の闇を消す功徳があるとされ、燈明をともすことは、仏や祖霊に対する最大の供養とされます。
打敷
 仏前におかれる前卓などを飾る錦や金襴の敷物です。
鈴(りん)
 おごそかな雰囲気で邪念を払うために用いられます。
三具足と五具足
 よく三具足、五具足といいますが、仏壇になくてはならない仏具は、花立て、燭台、香炉ですが、この三点の配置の仕方について、三具足、五具足と呼ばれる方式があります。
 三具足では向って右に燭台を置き、中央に香炉、左に花立てを置きます。
 五具足では、外側に花立てを二つ置き、その内側に二つの燭台を置き、中央に香炉を置きます。各宗派とも、一般的には三具足を用い、法要などのときは五具足を用います。

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